HOMEMOTとパラダイム・シフトスライドfs―10スライドfs―11スライドfs―12
「できるビジネスパーソン」になるために 「テクノロジー・マネージャー」コンサルティング会社 思いつきアイディアと事業化の確率 特許申請の数と価値 テクノロジー・マネージャーの資質 パラダイム(Paradigm)ーMOTの背景1 知的資産とパラダイムーMOTの背景2 ノウハウを生み出す個人を中心とするパラダイムーMOTの背景3 MOT時代 TMの定義―ドラッカーの示唆 リニアープロセス TMプロセス TMの領域 TMの使命と課題 不確実性へのチャレンジ
売上げポテンシャルをつかむ

スライドfs−11 リニアープロセス

  それでは、ここまで述べたTM(テクノロジー・マネージャー)の発想やPradicaの言う"高いレベルの創造力と技術評価能力を持ち、左脳と右脳のバランスが生み出すビジョン描画能力"とは具体的にどのような思考プロセスなのかを考えます。
  あなたが企業の研究開発部門にいると仮定します。そして、ある研究開発テーマに従事しています。研究開発は順調に進んでいます。そろそろ事業化へ向けてスケールアップの開発提案をしなければなりません。しかし、提案書がなかなか書けません。特許申請時にはあんな応用があるこんな応用があるということは書きました。
  それらの応用分野を基に関連する雑誌の記事、新聞、マルチクライアントの調査資料を読みながら頭をひねっています。企画部門や営業部門の人に相談もしてみました。企画の人は親切にこんな資料を参考にしたらどうだろうと言ってくれ、いくつかの参考資料などももらいました。営業の人は一通りの話を聞いてくれましたが、「そのマーケットの特徴は一般的にこう考えた方がいいのではないか、しかし、ビジネスは厳しいよ。いくら商品が良くてもね。それだけで売れるものでもないから。商品化まではまだまだだろう」という答え。話を聞いている時には分かったような気がするのですが、いざまとめようとすると何が何だかますます分からなくなってしまう。思い切ってこうだ!と書いてみるが、企画や営業でたずねた人達の顔が浮かび、違っているよと言われそうな気がしてますます混乱します。「詳しい事業計画は必要ない、どのような事業の可能性があるのかを知りたいのだ」と継続を支援してくれる上司から言われても、いざ書くとなると・・・なぜ難しいのでしょうか。
 
  あなたが、これまで事業を経験したことがないとしたら、このような悩みは当然です。事業を経験したことがある人にとっても決して容易なことではないのです。それはこのに示したリニアーな思考回路から抜け出せないことに加え、将来の不確定要素などについての処理する技術を持っていないからです。  → 次へ

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